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Time Machine - Los Cabos 2000

オフロードレース "BAJA 2000" の撮影で訪れたメキシコ、ロスカボス。ゴール地点ではトップライダー、ドライバーを待ち受ける準備が進んでいた。バハ・カリフォルニア半島はアメリカ西海岸からアクセスもよく、ほぼよい観光地だった。またモーターホームを借りて、サンディエゴから南下する旅をしたいものである。

Nikon D1 + Nikon AI AF-S Zoom-Nikkor 17-35mm f/2.8D IF-ED

Nikon D1 + Nikon AI AF-S Zoom-Nikkor 17-35mm f/2.8D IF-ED

Time Machine - San Diego 2003

11年前のゴールデンウィークは撮影でサンディエゴのクアルコムを訪れていた。仕事が終わった後、クアルコム社所有のスタジアムでメジャーリーグを観戦。特別席からプレイを楽しんだ。翌日からはレンタカーでカリフォルニア州をブラブラ撮影した記憶がある。暖かく穏やかな日々だった。

Nikon COOLPIX 5000

Nikon COOLPIX 5000

Time Machine - Apple 1997

Apple の Macintosh 30周年らしい。それを聞いてフィルムを引っ張り出してスキャンした。1997年 Cupertino の Apple キャンパス・アイコンガーデンの写真だ。Steve Jobs が復帰してからアイコン群は撤去されてしまったが、The Company Store で買い物をしたあと、ここで写真を撮るのが当時のお決まりだったような気がする。この時は日産自動車の仕事で、Los Angeles にあった USニッサンの撮影をしてから、Yosemite 周辺を個人的にドライブ撮影して、Apple に立ち寄った記憶がある。そしてちょうどこの頃から Macworld や WWDC で Steve Jobs を撮影するようになった。

Nikon F5 + Kodak E100SW

Nikon F5 + Kodak E100SW

Time Machine - Botswana 2011

2011年の8月は2回もアフリカに行った。ちょうど今頃はボツワナ、ジンバブエ、ナミビア、アンゴラ国境付近にあるチョベ国立公園で野生動物を撮影していた。チョベ川を渡るゾウ、キリンの群れ、ライオンの家族などどれも魅力的な被写体だった。世話になったガイドは元気にしているだろうか。またいずれ訪れてみたい場所である。

SIGMA SD1

SIGMA SD1

Time Machine - Le Mans 1997

今年もルマン24時間レースの季節がやってきた。日が一番長い時期に行われる自動車の24時間耐久レースだ。1997年に日産の仕事でプロジェクトの一員として、ポルトガル・エストリルサーキットでのシェイクダウン、ルマンでの予備予選、そして決勝ウィークと帯同した。
ニッサン R390GT1 シェイクダウンテストの時は、前日まで極寒の日産陸別テストコースで撮影をし、翌日はパリ経由でリスボン入りというスケジュール。おかげで体調はよくなかったが、エストリルでの日産、ニスモ、TWR(トムウォーキンショーレーシング)との仕事はいい思い出だ。

決勝では我らがニッサン R390GT1 が素晴らしい走りを見せ、うまくいけばトップを、という時にオフィシャルからクレームが付き、車検を通過しているのにも関わらず車体の改修を命じられ、トップ争いから脱落したのが無念であった。

Kodak Canon EOS DCS3c

Kodak Canon EOS DCS3c

決勝のスタートは最終コーナーから500ミリで撮影していたのだが、ルマン式スタートを真後ろから堪能できた。モンスターマシンが集団でストレートになだれこんで、一斉に全開で第1コーナーに飛び込んでいく様と大音響は今でも忘れられない。
またルマン名物6キロの直線"ユノディエール"では、ワークスマシンが通過する度に、コースサイドのガードレールが空気の振動でビリビリと震え音を発していた。さすがに真横を時速400キロ近いスピードで(予選では400キロを軽くオーバーするクルマもある)マシンが走るのは壮観であった。
 
レースも素晴らしかったが、観戦しているお客さんや雰囲気がとてもよかった。皆思い思いにレースを楽しみ、飲んで歌い踊っていた。キャンプをしている人々や、ミュルサンヌの森で結婚式を挙げていたカップルを撮影させてもらった記憶がある。

さて今年はどんなドラマが待っているのか?

Time Machine - WWDC 2004

Macworld、WWDC で幾度となくスティーブ・ジョブズを撮影した。写真は2004年の WWDC で、30インチの Cinema Display と共に撮ったヒトコマ。当時は両イベントとも撮影は楽だった。特に WWDC はカメラ台から自由に動け、舞台下に行ったり左右から撮り分けたりできた記憶がある。iPod 以降はメディア関係者が増えたものの若干賑やかになった程度であったが、2007年の iPhone 発表以降は携帯電話関係者やデベロッパーも激増し、メディアはおろか参加者もチケットを取るのが困難になっていった。
個人的に一番撮影していて盛り上がったのは、やはり2007年の Macworld で iPhone をスティーブ・ジョブズが発表した時だった。ジョブズと会場が一体となった、あの時の興奮は忘れない。

Nikon D1x

Nikon D1x

表紙のカットをはじめ、ボクの撮影したスティーブ・ジョブズの写真は「スティーブ・ジョブズは何を遺したのか」にまとめられていますので是非ご覧下さい。

Time Machine - Shinjuku 2010

3年前の今頃、新宿にあるエプソンの写真ギャラリー、エプサイトで iPhone で撮影した写真だけの個展「iの記憶」を開いた。写真は会場設営風景。当時は iPhone 3GS がメインカメラだったのだが、その写真を A0 に伸ばして展示したのが大きな反響を呼んだ。実験的な展示だったが、見た人は本当に驚き興奮してくれた。(デジカメWatch記事
 先日マンフロットの KLYP 発表会場に展示をするために、久しぶりに A0 のプリントをした。iPhone 5 の写真なので当時より画質は向上している。そのパネルに入れた写真を見たら、久々に写真展をやりたくなった。

Nikon D3s

Nikon D3s

Time Machine - Four Corners 2004

2004年の6月はアメリカ合衆国の中西部をブラブラしていた。写真は4つの州が直角に交わる"4コーナー"と呼ばれる場所である。 ユタ、コロラド、アリゾナ、ニューメキシコに同時タッチできる観光地とあって、先住民居留地の中でもなかなかの賑わいだった。ちょうど元ロナルド・レーガン大統領が死去した日だったので、ここ4コーナーに掲げられていた国旗、州旗は半分の高さに掲げられていた。
 しかしこの界隈のスケール感は強烈だ。クルマで延々と走りアメリカの広さを体感した。他カットを見ていると空気の匂いが脳内に蘇ってくるほどだ。この後モニュメントバレー、ラスベガス、デスバレーと放浪しロサンゼルスに到達した。再び砂漠をブラブラしたいものだ。

​Leica DIGILUX2

​Leica DIGILUX2

Time Machine - Ikejiri 2006

2006年6月2日、大橋付近の首都高速中央環状線松見坂立坑にいた。新宿方面からちょうど首都高速3号線の山手トンネルに突入する部分だ。地下45メートルでシールドマシンを見学したが、とても気温が高く蒸し暑かったのを覚えている。この大橋ジャンクションは完成してだいぶ経つが渋滞の名所になってしまった。
 そして昭和の亡霊とも言える外環の工事がいよいよスタートした。東名高速と多摩堤通り交差部分では、シールドマシンを運び込む立坑を掘り始めた。東京がまた変貌していく。

​Nikon D2x

​Nikon D2x